2019.6.24 交通事故
(後遺障害)提示額の約20倍の賠償金を受け取ることができた事例
事案について
傷病名・受傷部位
頸椎捻挫
解決方法(示談・紛争処理センター・訴訟)
示談
後遺障害等級・内容
頸椎捻挫の14級9号
増額額
・提示額 12万円
・示談額 247万円(20.5倍)
・増額額 235万円
事故状況
被害者は直進して交差点に進入しようとしたところ、左方の一時停止標識ある交
差点から、一時停止しなくて進入してきた加害車両と衝突した。
解決のポイント
被害者は後遺障害非該当と保険会社の示談提示額が12万円であることに不満で当事務所にて相談した結果、当事務所は受任した。頸椎捻挫での通院で鎮痛剤の服用を続けたため胃炎、大腸炎の副作用が出たのでその治療のため整形外科の治療を35日間中断していた。治療中断理由については、胃炎、大腸炎を治療た内科医から診断書を取って整形外科の治療中断理由を証明した。
また、被害者は症状固定後も頸部痛が続くので我慢出来ず健康保険を使い治療を続けていたので、症状固定後の頸部痛の治療期間の診断書を取り付けた。上記の資料を添付し、後遺障害の異議申し立てをした結果、頸部痛の14級9号が認定された。被害者は中年の女性自営業者である。損害賠償の請求は、休業損害は本件事故により仕事が出来なくなり代替労働を雇ったのでその費用を請求し、後遺障害の逸失利益は平均賃金で、喪失期間は5年で計算、傷害・後遺障害慰謝料は裁判基準で計算した額で交渉を重ねた結果、当方の主張額で示談が成立した。
実に最初の提示額の約20倍の賠償金を受け取ることが出来て被害者からは感謝の言葉を頂きました。当方の資料収集による後遺障害異議申立で14級の認定を取ったことが最大の成果であった。