2022.4.7 交通事故
交通事故 事例紹介
事例
相談前
相談者バイクを運転し交差点の赤信号で停車中,後方から乗用車に追突されバイクは全損となり,頸椎捻挫,腰椎捻挫の他腰痛圧迫骨折もあり腰痛が酷いので今後の補償のことを心配され相談に来られました。
相談後
相談者から,頸椎と腰椎のМRIの写真のコピーを送付してもらい通院に
関してのアドバイスを行い,加害者側の保険会社とは治療費,休業損害の一括
払いについて交渉をしました。また,第4腰椎の圧迫骨折は総合病院の放射線
科のМRIの検査にて新鮮な骨折との診断書を書いてもらい,本件事故によるものであることを証明しました。
6カ月治療し後遺障害診断書作成に関して相談者に具体的なアドバイスをして適正な後遺証診断書を作成してもらい後遺障害の認定を申請しました。
後遺障害の等級について頸椎捻挫は14級でした,事故以前に第2腰椎の圧迫骨折があったので脊柱の障害としは第8級相当と認定されましたが、事故以前からあった第2腰椎の圧迫骨折は既往障害として第11級と認定されました。
(第8級の損害から既往症の11級の損害を控除して計算します)
当職は損害賠償請求額1,170万円を加害者保険会社に提示しました。
保健会社は878万円の回答であったが交渉を重ね1,050万円で示談できました。
弁護士からのコメント
本件事案は事故早期から委任を受けたので被害者である依頼者に治療・休業損害・後遺障害等の交渉について適宜タイムリーにアドバイスや交渉が出来ました。
そのため保険会社との交渉も円滑にできて早期に示談解決しました。
前記の事例同様に出来るだけ早期に弁護士に相談すると被害者にとって損害賠償額などが有利になる可能性が非常に大きいと判断します