・事故日平成29年12月13日
・右カーブの道路を被害者乙が進行中,居眠りでセンターラインをオーバーしてきた加害者甲が正面衝突する。
・乙の傷病名は左足関節の骨折,左膝蓋骨骨折・・・いずれも手術を施行
・入院1カ月,通院9カ月
・会社1カ月半休業
・大手金融機関の総合職男性社員38歳
・平成30年12月に後遺障害の請求などの相談に来て受任をする。
・後遺障害事前認定,左足関節の機能障害と痛みを含み12級7号,左膝の痛み12級13号で併合11級認定される。
・後遺障害による現実収入減少はない。被害者の年収1200万円
・当事務所損害賠償請求額4600万円を保険会社に請求する。
・保険会社の回答額は3200万円(遺失利益2700万円,後遺障害慰謝料370万円)であった。
・逸失利益について現在減収が無いのは本人の努力があるからであること,将来昇給や昇進で不利益が予見されること,退職や転職の可能性を全く否定できるわけではないことなどを主張して交渉を重ねた結果。最終的に損害賠償額3950万円(遺失利益3300万円,後遺障害慰謝料420万円)で示談成立した。保険会社提示額より750万円増額に成功した。