弁護士法人はるか|栃木宇都宮法律事務所

(後遺障害)保険会社提示額の約2.5倍の額まで増額

・事故日平成29年4月19日
・交差点青信号であったので被害者乙が原付で交差点に進入したところ,赤信号を無視して進行してきた加害者甲の車に衝突される。
・乙の傷病名は右膝関節の開放骨折であり,観血的手術を行う。頭部打撲,脳振盪症,顔面挫創
・治療期間は入院6カ月,通院6カ月
・68歳の建築士で自営
・後遺障害12級7号「右膝関節の機能障害」認定。
・E保険会社の提示額315万円(後遺障害224万円・・自賠責額)であった。
・平成30年10月に被害者乙がE保険会社の提示額が妥当か相談に来て受任する。
・被害者の収入を裏付ける資料を検討し取り付作業をして,E保険会社に852万円の損害賠償額を請求する。
・乙の収入を裏付ける資料の追加取寄せを行い,最終的にE保険会社と791万円(遺失利益171万円,後遺障害慰謝料290万円)で示談成立した。
・結果として,E保険会社提示額の約2.5倍の額まで増額することに成功した。