2019.6.24 交通事故
(後遺障害)14級9号で207万円増額(1.9倍)増額した事例
事案について
傷病名・受傷部位
右尺骨骨折、左腓骨骨折、両恥骨骨折、仙骨骨折
解決方法(示談・紛争処理センター・訴訟)
示談
後遺障害等級・内容
骨盤骨折後の骨盤部痛、腰痛について14級9号
増額額
・保険会社提示額 224万円
・示談額 431万円(1.9倍)
・増額額 207万円
事故状況
加害車両がセンターラインをオバーして被害車両に正面衝突した。
解決のポイント
被害者は工場勤務の正社員の独身女性です。大きな争点は、保険会社の提示は後遺障害の労働能力喪失期間4年、傷害・後遺障害の慰謝料は損保基準でした。
当方は、被害者は事故による腰痛・臀部痛のため就労が出来ず休職をしたが休職期間を過ぎても復職できないため退職となったことを強く訴え、後遺障害14級でもむち打ちの後遺障害ではないことなど、また、判例も数件示して交渉を重ねた結果、労働能力喪失期間は12年、傷害・後遺障害の慰謝料は裁判基準での説得ができて示談額の大幅な増額となり被害者の方も満足されました。