弁護士法人はるか|栃木宇都宮法律事務所

債務整理の解決事例

依頼人は40代の会社員で,妻と高校生,中学生,小学生のお子さん達と5人家族で仲良く生活されていました。しかし,給料が伸びず,会社自体の業績も良くないことからボーナスも出なくなり,そのうえ,住宅ローンを抱え3人のお子さん達の教育費も一番掛かる時期になっていました。その結果,依頼人はやむなく消費者金融会社から借入をし,その借入先は4社にのぼり,カードローンも組むことになってしまいました。

ところが,これらの金利が非常に高かったことからたちまち返済に困窮するはめになり,当事務所に相談に見えたのでした。

当事務所はこのご家族を是非とも支援したいと考え,債務整理を受任し,消費者金融会社と厳しい交渉を続けました。その結果,債務額を約40%にカットし,かつ3年間の分割払いという結果に導くことができました。

当事務所は,勤務先の会社の業績が芳しくなく収入が足りない中で,3人のお子さん達を懸命に育てられている依頼者の現状に十分に配慮する方法を模索しました。他方,消費者金融会社はゼロ金利の時代に大変低い金利コストで資金を調達しているわけですから,相当に減額しても十分な利益は出ると判断しました。その旨,消費者金融会社に主張し,説得するに至りました。

この依頼者のご家族は,今では平穏な生活を取り戻され,返済をしても問題なく生活していける家計になったことを喜んでおられます。それを伺い私どもはお役に立てたことを大変嬉しく思っています。