弁護士法人はるか|栃木宇都宮法律事務所

(後遺障害)示談金434万円(3.6倍)増額した事例

事案について

傷病名・受傷部位

第2・4腰椎圧迫骨折

解決方法(示談・紛争処理センター・訴訟)

示談

後遺障害等級・内容

腰椎圧迫骨折第11級見込み

増額額

・加害者提示額166万円
・示談額600万円(3.6倍)
・増額額434万円

事故状況

被害者が道路歩行中、右側の駐車場から自転車に乗って道路に出ようとした加害者と衝突した。

解決のポイント

被害者は高齢の主婦、事故後1年間治療した後に示談交渉をしていたが、事故から1年半後に私病で死亡(事故と因果関係なし)した。
加害者には自転車賠償保険などの任意保険に加入していなかったので賠償金は全額加害者負担となる事故であった。双方が弁護士に委任し交渉となるが、自転車対歩行者の事故で加害者の自転車には任意保険の付保がないこともあり、過失割合、休業損害、後遺障害等級などで交渉難航したが、加害者は若年であり資力が無いことも考慮して、加害者が損害賠償意思を持っている内に早期に解決することが得策と判断して、ほぼ満足の出来る額の600万円で示談をした。被害者の家族は加害者との直接交渉では話が進まなかったのが、当方に委任してから交渉が進み示談金も取れたことで喜ばれていた。