2017.3.15 弁護士ブログ
痴漢は疑われないことが一番-たとえ疑われても全力で逃走するのはやめましょう-
池袋駅で痴漢を咎められた男が、線路に降りて全力で疾走し、電車を止めたという報道ご覧になりましたでしょうか。
まあ、本当にやっていたとしたら、痴漢をした上に多数の人間に多大な迷惑をかけたわけで許せない話です。
逆に無罪なら、「これでオレの一生はおしまいになってしまう!」と焦り、逆上し我を忘れる…ということもあり得なくはないかもしれません。
私は一度、無罪を訴える痴漢の被疑者の弁護をしたことがあります。無事に、起訴されずに釈放にもっていくことができました。
痴漢を疑われたときの弁護のやり方にもいろいろ、コツがあります。上手に弁護活動をやっていけば、いい結果をえることができることもあるのです。
ですが一番いいのは疑われないことです。
李下に冠を正さず、と申します。日ごろから、疑われない言動を心がけましょう。